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Posted by 竹下咲
 
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救うも、またその逆も。
「黄色い星の子供たち」。
現在公開中。
ちょっとだけネタバレあり(ラストじゃないけどはじめのほうの)。


1942年、フランス政府によって行われたユダヤ人一斉検挙「ヴェル・ディヴ事件」を、
過酷な運命に翻弄された子どもたちの視点から描いた真実の物語。

ユダヤ人のホロコーストは、
ドイツだけで行われていたものじゃなかった。

ユダヤ人の胸には黄色い星をつけることを義務付けされ、
行く場所も何もかもが制限されるようになる。

そうしてある朝、一斉検挙が始まる。
フランスの冬季競輪場・ヴェル・ディヴに、
フランスに住むユダヤ人1万数千人を送り、
そして・・・

だけど残る1万人はフランス人によって匿われたりして生き延びた。

同じアパートに住んで、
昨日まで一緒に遊んでいたフランス人とユダヤ人の子供たちが、
ある朝突然バラバラになる。
その感覚がすごくリアルにやってきて気持ち悪くて怖くてゾワゾワした。

もちろんユダヤ人は死んで当然って高らかに笑う人も居る。
そんな中、
家主のフランス人のおばちゃんが逃げてって叫んで、
ぶっ飛ばされても叫び続けて、
でも逃げれなくてみんな捕まってく。
同じアパートに住む人を助けたい、せめて子供だけでもって、
でもやっぱりダメでどうしようもなくって。

ヴェル・ディヴに収容された後、
「だから逃げるべきだったのに!!!!言った通りじゃない!!!!」
ってお父さんに迫る女の子にお父さんが、
「彼らを信じてたんだ」
って言う。
そりゃそうだよね。
だって、同じ人間なのに。
同じ場所に住んでいるのに。


この映画はフランス映画で、
フランスに於けるホロコーストを描いて、
ただ「こんなことをしたフランスは最悪です」、
と自分を貶めるわけでなく、
「なんだかんだフランス人は半分助けたんだぜー」とだけ言いたいわけでもなく。
色んな人たちの目線で立場で描いた映画。
特にウエットにもなりすぎず、ドライにもなりすぎず。

子供たちを中心に描いてはいるけど、
メラニー・ロラン演じるフランス人看護婦がとても切なかった。
そしてとてもとても美しくて強かった。

ジャン・レノは太ってたw
あまりにもフクフクしてたので、
ユダヤ人医師だったのだけど、
なんだかフランス人設定だっけ・・・と。
とは言え本当にいい味だった。

こどもたち。

ああ。

こどもたち。



たくさんの大人になれなかった子供たちをうむ戦争は、
一体何の意味があるんだろうと一生問い続ける。

人を救うも、
人を殺すも、
同じ人間。

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Posted by 竹下咲
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